YouTube図書館よりコチラの動画をご紹介します。※再生時間10:45
この動画は、ゆうきゆうさんとjamさんの著書である【マンガ版ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術】を要約したモノです。
「私は口ゲンカが苦手・・・」そんなアナタにはぴったりの聖書となるでしょう。
動画内では「言い返す9個の秘訣」を解説されております。ぜひ一度ご覧になることをおススメ致します。
【言い返す9個の秘訣】1:22
<リスク最小限で反撃するための基本ルール>1:25
結論:しっぺ返し
自分からは攻撃せず、攻撃されたら一回だけやり返す
つまり相手から悪口を言われたら「一度だけ言い返す」※それ以上はやり返さないこと!
コレがリスク最小限で反撃する基本ルールである。
<正しい事を言っても口ゲンカには勝てない>2:02
口ゲンカに勝つために必要なモノは「知識」や「説得力」ではない
口論の勝敗を左右するのは「口数」である。
とにかく多く話すというのが意見を通すためには重要。
<その攻撃を「無かったこと」に>2:36
相手から攻撃を受けたら以下を実行する
- 深呼吸をする
- 背筋を伸ばす
- 目線を上にする
- 動きはゆっくりにする
- 落ち着いた態度を見せる
コレにより相手はガッカリする。
<「それはあなたの主観でしょ?」のスタンスで!>3:09
前提としてアナタが相手の意見に動揺するのは、相手の発言が「正しい」と認識しているから。
しかし実際は相手がすべて正しいとは限らない
相手の発言を鵜呑みにするのはやめるべきである。
<交渉上手が使っている便利な方法【反射】>3:48
反射とは・・・相手の話を要約して相手に返すこと
ただ相手の話の内容を要約して返すだけで良い。コレなら攻撃にはならず相手から怒りを買う事はない
大事なのは、こちらも発言をすることで一方的に相手だけ話している状況を崩すこと。
<マズイと思ってもそこで諦めない【分散】>4:31
分散とは・・・相手の発言を小さく分散して、その一部分のみを認めること
相手の発言を分散して一部のみ認めた上でこちらの主張はしっかり返すテクニック。
人は主張の一部でも認められると嬉しくなる習性がある。
ただし「どこを認めるべきか?」はしっかりと見定めた上で認めること
<あと少し聞くだけでうまくいく【質問】>5:16
「反射」と「分散」で攻撃を防いでいると、いずれ自分のターンがやってくる。それが「質問」である。
質問の仕方は「どうしてそう思うの?」「どうしてそう考えたの?」と、理由を掘り下げる質問をすると良い
相手の主張に同調した上でこのような質問をすることで相手は「この人は話を聞いてくれる人だ」と感じる。
特に交渉の場で有効とされるテクニックである
<相手の言う悪口を質問形式で突いてみる>6:10
ダメな例)
相手:お前まだその仕事終わってないの?
自分:○○さんもあの仕事終わってないじゃないですか
良い例)
相手:お前まだその仕事終わってないの?
自分:明日までにやろうと思っています。ところで○○さんはあの仕事終わりました?
ストレートに伝えずに逃げ道を残した上で相手に返すことで反感を買わない。
相手は気まずい気持ちとなり攻撃が止まる可能性が高い
<上手にお願いする>6:52
とにかく相手を褒めること。
上司に叱責されている際も「いつも指導ありがとうございます」などを添える。
そうすることで徐々に相手の心情が変わっていく。
その流れで「このような場合はどうすればいいでしょうか?ご教授お願いします」といった具合に相手にお願いをすると通りやすくなる。
この動画のまとめ
- 相手から攻撃されたら「一度だけ」やり返す
- 口ゲンカに勝つには口数を多くすること
- 攻撃してくる相手をガッカリさせるには「落ち着いた態度を取る」こと
- 相手の言う事を鵜呑みにしない
- 相手の話を要約して返す「反射」をすることで、反感を買う事なく話の流れを遅く出来る
- 相手の話の一部を認めた上で自分が主張する「分散」を使えば、相手は気を悪くしない
- 相手に同調した上で「どうしてそう思うの?」と質問を返すと、相手は「この人は話を聞いてくれる人だ」と判断する
- 相手の痛いトコロは直に攻めず、逃げ道も残したような質問形式で突くのが良い
- 怒っている相手をとにかく「褒める」ことで徐々に心情が変わり、こちらの主張が通りやすくなる
今回の動画の内容は仕事、学校のみならず恋愛にまで活かせる内容でした。
私はこのようなテクニックをほとんど使っていませんが、うまく人間関係を構築している人たちは確かにこのような立ち回り方をしている印象があります。
人間ハッキリと図星を付かれると腹が立つものですよね。
その時に一体どんな言い方ができるのか。コレが人間関係の良し悪しを左右する大きな要因の1つなのは間違いないでしょう。
言い方1つでアナタの言う事を素直に聞いてもらえるのか?しぶしぶ承諾されるのか?それとも怒らせるだけか?
あまりにも「ないがしろ」にしてしまったジャンルなので考えを改めていきたいと思います。
「伝え方は1つじゃない」と分かりやすく教えてくれる動画でした。