今回はYouTube図書館よりコチラの動画を紹介させて頂きます。※再生時間16:30
この動画は頼藤太希さん・高山一恵さんの著書「1日1分読むだけで身につくお金大全100」を要約したモノ。
「お金持ち」=「収入の高い人」 というイメージを持つ人が多いのが実はちがう。
実際には、
- 収入が高くても散財をして資産が少ない人
- 収入が低くても資産が多く「お金持ち」と呼ばれる人
が存在している。
なぜ収入と資産は比例しないのか?それは、
- お金持ちになれる人はお金の基本をおさえてお金が自動的に貯まる仕組みを作っている
- お金持ちになれない人はお金の知識が乏しく何の仕組みも持っていないから
一定量の知識を身に付けてお金が貯まる仕組みさえ作ればお金持ちになる事は簡単。
この動画ではリスクを冒さずお金持ちになる知識を12個解説している。
【金融資産保有額】1:44
金融中央広報委員会は定期的に日本人の単身世帯と2人以上世帯それぞれの年齢別の貯蓄額の平均値と中央値を発表している。
平均値・・・全体を人数で割った数値
中央値・・・全体の真ん中の数値
20代の貯蓄額の平均と中央値
単身世帯・・・平均 113万
中央値 8万
2人以上世帯・・・平均 292万
中央値 135万
30代の貯蓄額の平均と中央値
単身世帯・・・平均 327万
中央値 70万
2人以上世帯・・・平均 591万
中央値 400万
単身世帯よりも2人以上世帯の方が貯蓄額が多いのは、収入が増えたからではなく「貯める目的が明確だから」である。
<貯める目的>結婚式の費用、子供の養育費、引っ越しの費用など
アナタがお金持ちになりたいのならば「何のためにお金を貯めるのか?」を明確にする必要がある
【支出の把握】3:40
<把握すべき2つの項目>
- 1ヶ月分の生活費
- 結婚、住宅購入、老後資金などのイベント費
1ヶ月の平均的な支出額
単身世帯・・・13万
2人以上世帯・・・26万
この金額に家賃をプラスした金額が支出額の相場である
<ライフイベントに必要な金額>
- 結婚・・・300万
- 出産・・・40万
- 住宅購入・・・3000万
- 子供の教育費・・・2000万
- 老後資金・・・2000万
- 親の介護費・・・月8万(平均介護期間は60ヶ月なので約500万が必要となる)
【収入の把握】5:10
<日本の現状>
- 直近30年間で税金はアップしているが給料は増えていない。
- 物価の上昇が起こっている。
- 一般企業の退職金は直近20年間で1000万円ダウン
- 公務員の退職金は直近4年間で100円ダウン
- 年金はふつうにダウン
【お金に困らない基本戦略】6:41
<5つの基本戦略>
- 節約をして貯蓄や投資に回す
- お金が貯まる仕組みを作る
- ムダのないお金の使い方を知る
- 万が一のために困らないように自治体の補助や保険の制度を知る
- 投資を学びお金をじっくりと確実に増やす
最も優先すべきは節約である。これがお金持ちの土台となる。
【苦しまずに実践する節約法】7:48
節約の基本は固定費の節約(金額の大小は関係ない)
固定費とは・・・家賃、光熱費、スマホ代
次に優先して節約すべきは変動費
変動費とは・・・洋服代、食費、交際費
これは頑張りすぎると苦痛が伴い節約がイヤになる可能性あり
家計簿を付け見直し、その中のムダな部分をチェックしていく
【居住費の節約】9:15
居住費は収入の20~25%に抑えること。オーバーしているならシェアハウスやワンルームの部屋などを視野に入れる
最強なのは実家に住むこと。
住宅をローンで購入している場合は住宅ローンの借り換えで返済額が安くなる可能性あり
【スマホ代の節約】10:09
格安シムに乗り換えることで年間約10万円の節約になる。
2021年に大手キャリア3社が格安プランを出したことで、今まで以上の節約が可能になった。
キャリアメールではなくGmailなどのフリーアドレスを使用することでプラン変更が容易にやりやすくなる。
【保険料の節約】11:11
<前提>
日本には健康保険や国民健康保険など便利な公的保証制度がある(だから税金が高い・・)
それでも不安がある場合は掛捨てで補填するのが良い。
貯蓄型保険の実態
貯蓄型保険は一見便利に見えるが実際は手数料が大きく割高になっている。
保証と保険料のバランスを考えると貯蓄型よりも掛捨ての方がコスパが良い
保険は保険、貯金は貯金、投資は投資と切り分けて考える方が効率的にお金が貯まる。
【自動車代の節約】12:15
田舎であれば車がないと生活が成り立たない可能性がある。
しかし、ある程度の都会で交通アクセスが良いのであれば車を手放すことを視野に入れるべきである
<車の維持費>
車の購入・・・100万以上(約10年に一度)
駐車場とガソリン代・・・1年で数10万
自動車税と保険代・・・1年で数万円
車検代・・・5~10万(2年に一度)
どうしても車を買う場合でもローンでは買わない
自動車ローンは利率3%程度のものが多く高金利なローンである。一括で購入するだけで10万円以上の節約になる
【変動費の節約】13:31
<意識すべきこと>
少しだけ減らしてみる
もっとお得な買い方はないかを確認
<おススメの節約方法>
水筒を活用する
フードロス通販を活用し野菜を安く購入
ふるさと納税
これらで年数万円を節約できる
【貯金の目安】14:22
基本は先取り貯金。残りを貯金する方法では貯まらない。
<貯金額の目安>
実家暮らし・・・給料の5割
1人暮らし・・・給料の2割
<ボーナスの使い道>
4割・・・貯金
3割・・・自分へのご褒美
2割・・・自己投資(本・セミナー・スクール)
1割・・・金融資産への投資
これを徹底すれば自然とお金は貯まる。
【投資脳を身に付ける】15:05
<投資脳とは>
「適切にお金を使えば増えて帰ってくる」という考え方
例)本を買うと一時的にお金は減るが、その本で養った知識で本代以上のお金を稼ぐことができる
<消費脳は捨てる>
消費脳とは・・・「お金は使うと無くなる」という考え方
投資脳を養うことがお金持ちになるための絶対条件である。
この動画のまとめ
- お金持ちになるには、まずそのための仕組みを知る事が大切
- 収入が少なくても節約次第でお金持ちになれる
- 家計簿をつけ、それを見直し余計な支出はないかを徹底的にチェックする
- 家賃や車、保険代は特に大きな節約ポイントである
- 貯金は先取り貯金が必須である
- 「お金は使うと増えて戻ってくる」という投資脳を養うのがお金持ちになる秘訣
今回は一般的な収入の方でもお金持ちになれる方法を解説した動画でした。
私自身もクレジットカードの使用をきっかけに家計簿を付け始めました。これはいくら使ったのか分からなくなろ不安だったからです。
そして家計簿を付けていると、ある時に「なんでこんなに減ったんだ?」と思ってもすぐにその答えを見つけることができます。また支出の改善も容易に行うことができます。
最近はスマホで便利な家計簿アプリもありますのでそこから始めてみるのも良いでしょう。
そして自己投資を行って自分自身に価値を付与していってください。
私が思うにこれが人生を楽しむ大きな方法の1つだと言えると思います。